テスラ、上海に単独で工場建設か

米テスラが中国・上海市の特区に単独で工場を建設することを中国政府と合意したと米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが報じました。中国政府の方針転換でしょうか?

実現すれば外資系自動車メーカーが中国に単独で工場を建設する初めての事例となる。中国政府はこれまで、技術移転を狙い外資系メーカーに現地企業との合弁設立を求めてきたが、政策の転換を検討しているもよう。

現在は米国から電気自動車(EV)を輸出しているため、中国での販売価格は輸送費と関税分を上乗せして通常より50%ほど高くなっている。

特区に進出した場合、通常は関税の免税は受けられないが、少なくとも輸送費の圧縮にはつながる。

(出典:日本経済新聞)

中国政府は、どんな産業分野であれ自国の利益を優先した政策を打ってきている印象です。そんな国が、自国の企業と提携なしに上海特区に工場設置を許可することにはどのような意味があるのか自分なりに考えてい見ます。

中国のEV充電方式は独自式

日本発の「チャデモ」は、デファクトスタンダードを握れるか。焦点は、いまや世界一の自動車市場である、中国の動向です。

中国は、独自規格をもっていますが、チャデモと通信方法が似ていることから、チャデモとの互換性を図る可能性があるといわれている。チャデモは、今年3月、最大出力150kwと、従来の3倍の急速充電が可能な技術も公開していて、技術的にも優位性があるといえます。

中国のEV市場は、いま、フォルクスワーゲンなど「コンボ」規格を進める欧州勢が力をもっていますが、かりにも中国が「チャデモ」になびけば、欧州勢にとっては大きな痛手になります。逆に、日本勢にとっては追い風となりますね。

「チャデモ」対「コンボ」の争いはどうなっていくのか。当分は、続きそうです。

(出典:BLOGOS)

現在世界では、EVの充電方式の標準化戦争が起こっています。中国は、日本のチャデモ方式と似た独自規格を採用しているとのことで、2017年4月訪日し日本の自動車会社の充電方式を視察する流れがありました。また、欧州から流れたコンボ方式や、今回TESLA方式さえ中国市場で戦わせる動きがあります。

外資の思惑としては、中国市場で大きく躍進し売り上げ増を狙っていることは間違いないのですが、中国はあらゆる企業の充電方式から自国の独自充電方式を成長させようとしているのではいかと考えました。

また、中国では様々な充電方式の充電設備を設置する必要があるある訳ですが、そのすべての方式に精通した充電機器の開発も必要になってきそうです。インフラ整備周りの産業も活性化しそうですね。

EV市場周りで大きな相場の流れがあり、株式投資がどんどん楽しくなりそうです。

情報ソース: NewsPicks, 日本経済新聞, BLOGOS

 

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