昔、コンビニは24時間営業ではありませんでした
ファミリーマートが24時間営業の見直しに着手したことが判明しました。コンビニっていつでも開いてるから便利ですよね。一昔前は日本人学生の定番アルバイト先だったのですが、昨今は外国人留学生や外国人就労者が店員であることが普通になりましたね。
このほど一部店舗で深夜営業をやめた。売り上げはどれだけ減るのか、一方で人件費や光熱費などの経費はどれほど浮くのかなど、経営への影響を検証する。
人手不足や出店競争で激化する客の奪い合いにより、コンビニ加盟店の経営状況が苦しさを増していることに対応する。「いつでも開いている」ことを他業態にない利便性として訴えてきた業界のなかでは、極めて異例の試みといえる。
今でこそ、コンビニ24時間営業は「あたりまえ」になってしまいましたが、昔はそうではなかったんですよ?一番知有名なのは「セブンイレブン」が 朝7時~夜23時を営業時間としたためセブンイレブンという名前を社名に付けたことですね。
「夜はどこも店が閉まっている」そんな現状が当たり前だった1980年代~1990年代、コンビニが24時間営業を始めました。夜に店が開いているので非常に便利に思っていた訳ですが、
- 緊急の際に薬局が無くても”薬”が購入できる
- 夜購入できるんだから、商品が高くても仕方ない
程度の理解であり、特に”コンビニは値段が高い”という認識でした。
まぁ今でも”コンビニは値段が高い”という認識を持つ、年齢層は一定量いるとは思いますが若い世代ほど、コンビニは既に生活に欠かせないものであり、高いという認識も薄れていると思います。
コンビニ24時間営業が普通になった時代から、24時間営業を奪われるとどのような社会現象がおきるでしょうか。
セブン-イレブン・ジャパンの古屋一樹社長は10月中旬、日経ビジネスのインタビューに「仮に営業時間を午前7時~午後11時に変えれば、店全体の売り上げは3割落ちる」と説明。24時間営業の見直しについて「社内で議論したことはない。加盟店からもそんな声は全く出ていない」と強調した。
ローソンの竹増貞信社長も、同じく10月中旬のインタビューで「ローソンだけが24時間営業をやめると、客が他のチェーンに流れてしまう」と慎重姿勢を崩さなかった。
経営者側は、上記認識ですよね。そういう意味で、”実験”とはいえ一歩先に出たファミリーマートは日本の未来を一番考えているのかもしれません。
人口減少をたどる日本は、24時間営業のコンビニを維持できないかもしれません。チェーン店のオーナーが60才過ぎて尚、人手不足が故に深夜のコンビニに立つ姿を見ると悲しくなります。チェーン店をオープンする時に彼らは自分が深夜就労の身になることを想像できていたのでしょうか。
人生楽しければいいとは思いますが、老後をコンビニ深夜就労で過ごすのは健康に悪いと思います。
コンビニ大手には売り上げが下がらずに、24時間営業を続ける手段を模索するでしょうか。
個人的な意見としては、”認証ゲート(本人確認)”を伴った無人コンビニが普及すればいいのになと思います。万引き対策のために認証ゲートを設置し、あらゆる角度から撮影できるカメラとセルフレジでもあれば実現できるのではないかと思いました。当然、万引きをすると後から自宅に請求書や督促状が届き、無視をすれば逮捕!
言うのは易しですね(笑)
米国ではAmazon Goが普及中
米国では、Amazonが「Amazon GO」というサービスで、店内全商品を店員不在で買える無人店舗を試験的に営業しています。無人コンビニだって出来るはずです。
ユニー・ファミリーマートホールディングスの本日の株価は?
ここ最近は、長期的な下落が続いてますね。日本の経済にとって後ろ向き(ただの24時間営業撤退)にならないような経営判断を望みます。
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