スポンサーリンク

ソフトバンク(9984)孫氏の裏に柳井氏あり!スプリント経営統合を振り返る

スポンサーリンク
スポンサーリンク

柳井氏、孫氏に「待った」取締役会が重し

ソフトバンクが目論む、米携帯電話会社4位スプリントと同3位のTモバイルUSの統合交渉が今月破断になりました。孫会長が描いた米携帯電話市場の再編は振り出しになる形です。

10月27日午前、東京・汐留のソフトバンク本社が入るビル26階の会議室。孫氏は取締役に「(Tモバイルの親会社である)ドイツテレコムは経営権を手放すつもりはない。このままでは交渉は破談する」と語りかけた。

 これに対し、柳井氏や英半導体設計のアーム・ホールディングスのサイモン・シガース最高経営責任者(CEO)ら出席者のほぼ全員が「スプリントの経営権を手放すべきではない」と主張、数カ月にわたる交渉に事実上終止符が打たれた。

(出典: 日本経済新聞)

「敵を欺くには味方から」とは言いませんが、内側を固めてから経営統合に向けた交渉にはできなかったのでしょうか。それまでの報道からは、外部交渉が順調である後は米司法と戦うのみと読み取れていたのですが、まさか取締役会の決議(内交渉)がまだとは。。

孫氏は大きな推進力を持つ方だとは思うのですが、ワンマン気質もまだ強いようですね。

スプリントを安売りしない

孫氏らは統合に向け、様々なケースを模索した。ドイツテレコムに新会社の筆頭株主の座を譲っても、孫氏が会長につくなどして経営に影響を与え続ける、一度経営権を手放しても数年後に買い戻す――など。ギリギリの駆け引きの結果、ドイツテレコムと10月には統合に向けて大筋合意した。

 ここでソフトバンクの取締役会が待ったをかけた。スプリントの時価総額はTモバイルの3分の2程度。株式交換をすれば、新会社の持ち株比率はソフトバンクが下になる。取締役会は「会社の規模を拡大しても米携帯市場への影響力が下がってしまえば元も子もない」と結論した。

(出典: 日本経済新聞)

時価総額比率をもっと上げてから経営統合を図らないと、影響力を失うという経営判断ですね。これからの事から、ソフトバンクはスプリント社を1ファンドとして管理するのではなくソフトバンクの米事業進出を担う根幹と考えていることが伺えます。

今後も簡単に売却するようなことは無いでしょう。

振り出しに戻った米携帯市場再編、5G戦争

孫氏のワンマン企業とみられがちなソフトバンクだが、実は取締役会が重要な役割を果たしている。16年にアームを買収した際は柳井氏が背中を押した。11年に東日本大震災の後に孫氏が社長を辞めると言い出した時は慰留している。

 孫氏が就任前のトランプ米大統領と電撃会談をした際、柳井氏らは「取締役会にひと言もなく、何事だ」と不満をぶちまけ孫氏が謝罪する一幕も。ある関係者は「孫さんも柳井さんの言うことは聞く」と打ち明ける。

(出典: 日本経済新聞)

否定的に報じられていますが、では今後どうするかの方が大事な論点ですよね。さすがにどうするかは、マスコミに簡単に漏らしませんよね。スプリント社の単独黒字化継続はかなり難しそうです。

振り出しに戻った米携帯市場の再編だが、孫氏にはなお勝算がある。英アームの存在だ。アームは携帯向けの半導体設計で世界9割のシェアを誇る、ソフトバンクが目指す情報革命の中核的な企業だ。半導体を握っていれば、あらゆるモノがネットにつながる「IoT」や5Gの時代を有利に戦える、というのだ。

 ただ、ベライゾンとAT&Tという米携帯2強に比べ、スプリントの契約者数は半分以下、売上高では3分の1だ。なお生き残りは厳しい。再編を見据え、ソフトバンクの取締役会が直面する課題はまだ多そうだ。

(出典: 日本経済新聞)

スプリント単独でベライゾンとAT&Tと戦うのは無理があるでしょう。スプリント社のサービスに秀でた内容がある訳ではなさそうですし。携帯電話無料販売でもしますかね?(笑)日本のようにキャラクタービジネスで盛り上がると風向きも変わるんでしょうけどねぇ。

スプリントを名指しで悪評

スプリントを「最悪」と評するのは、米ケリー・ドライ・ウォーレン法律事務所でパートナーを務めるトーマス・コーエン氏だ。同氏は通信業界に40年近く関わり、米連邦通信委員会(FCC)で10年以上にわたって法務顧問補佐を務めた経験を持つ。

最悪と評する理由は、スプリントが設備投資を怠っているから。コーエン氏によると、AT&Tやベライゾンは有線と無線のインフラにそれぞれ年100億ドル規模の投資を続けているにもかかわらず、スプリントの設備投資は全体で数十億ドル規模にとどまる。顧客規模が違うとはいえ、同等に設備投資しなければ負ける。米国の携帯電話市場は投資が競争の優劣を決めており、規模の経済が働く大手でなければ生き残りは厳しいという。

 コーエン氏はスプリントに対し、「Big or go home」(筆者の解釈では「大規模投資せよ、できないのであれば退出せよ」)と厳しい。

(出典:ITpro)

確かに。携帯市場を広げるためにはインフラ投資が一番です。繋がらない携帯電話とか誰も契約しません。日本でもひと昔前にありましたね。まずは繋がる携帯という点が大事です。スプリントは、単独でインフラ投資をする余裕がないのだと思います。来年あたりに大きな資金調達を目論見るかもしれないですね。

情報ソース:日本経済新聞, ITpro

関連ニュースです。

スプリント統合では少し前は前向きなニュースも流れていました。うーん、半導体で強がりを見せずにインフラ投資で会社を強くしていってほしいです。

ソフトバンク(9984) スプリント(S)とTモバイルと統合へ合意!
米国携帯会社業界に革命が! 遂に統合です!最近TモバイルがAT&Tからユーザを獲得しているという話もきくので、統合後の会社が一位に躍り出るかもしれません。

スプリント社の統合に向けて、トランプ氏への根回しも万全だったのです。取締役会にも根回ししておいてくださいよ。。孫さん(笑)

ソフトバンク[9984]:米政府に近い企業と契約。スプリント合併の推進が狙い。
米スプリント、ロビー企業と契約ロイターが米議会に提出された開示資料を基に報じたところによると、スプリントは9月1日付で米バラード・パートナーズ社(フロリダ州)と契約を結んだ。昨年の米大統領選でトランプ氏を早くから支持していたブライアン・バラー...

他にもこんな記事が読まれています。
他にもこんな記事が読まれています。

スポンサーリンク
よろしければクリック応援お願いします。
↓よろしければクリック応援お願いします。
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ